ルブリン観光情報
6世紀から7世紀の間頃に最初に人が住み始めたといわれるルブリンは、人口約35万人ほどのポーランド東部地域最大の都市。ルブリン県の県都であり、政治、経済、産業、教育、文化の中心地でありながらも、豊かな自然と歴史のある落ち着いた街です。この町がルブリンと呼ばれるようになったのは12世紀ごろといわれ、旧市街には700年前からある通りを始め、教会などの古い建物なども多く点在しています。また、非イタリア人としては455年ぶり、スラブ系としては史上初のローマ教皇(第264代ローマ教皇)となったヨハネ・パウロ2世が教鞭をとったことでも知られる「ヨハネ・パウロ2世・ルブリン・カトリック大学」や、キュリー夫人(マリー・キュリー)の名を冠した「マリー・キュリー・スクウォドフスカ大学」があるなど、教育の町としても知られます。
ルブリンはそれほど大きな町ではありませんが、コンパクトに観光が出来るのも魅力。市民の憩いの場であるゼンボジツキ湖(Zalew Zemborzycki)のほか、郊外のマイダネクには、ナチス・ドイツが建設した「ルブリン強制収容所(マイダネク強制収容所)」の跡とマイダネク国立博物館があります。
ルブリンの観光スポット・ルブリンの見どころ
ルブリン市内および近郊には、ルブリン城やクラクフ門などの歴史的な建築や、ルブリン農村博物館、ルブリン博物館、ルブリン司教区博物館、ザモイスキ博物館など、文化、風俗、宗教などの歴史を知ることができる施設などが点在しています。
ルブリンに行ったら食べたいもの
ルブリンを訪れたら、是非食べたいものの一つに、「ツェブラシュ(Cebularz)」があります。これはいわば、玉ねぎと芥子の実が入ったパン。パン屋のほかマーケットなどでも売られているので是非試してみて。→ツェブラシュ